| ■ CPU Power Consumption |
今までいろいろなCPUを使ってきましたが、基本的にエンコードの為、定格もしくはオーバークロックの状態でしか使用していませんでした。しかし動画再生兼サーバマシンを作るにあたってCPU消費電力が重要になり、低クロック時の消費電力を比較してみました。
CPUの比較
今まで使用してきたCPUを低電圧&低クロックで使用した場合の消費電力を比較です。Pentium4は低IPC(クロック辺りの処理能力)で高クロックで使用するように設計されているため、低クロック化して利用する価値があまりないので掲載していません。Celeron1.2Gは定格で動画再生兼サーバ用としては実用的なCPUと判断したので載せたました。なお下記表は自分で実現出来た設定を基に消費電力を算出しています。
| Clock | Voltage | W | FSB | Etc. |
| Celeron 1.2A | L2 Cache 256K | Tualatinコア | ||
| 1200 | 1.475 | 30.4 | 100 | 定格 |
| 1200 | 1.300 | 23.61 | 100 | 電圧のみ下げた場合 |
| 1000 | 1.300 | 19.68 | 83.3 | |
| 800 | 1.300 | 15.74 | 66.7 | |
| AthlonXP 2500+ | L2 Cache 512K | Bartonコア、倍率固定 | ||
| 1866 | 1.650 | 68.3 | 166 | 定格 |
| 1466 | 1.475 | 42.88 | 133 | K7nCR18DLM時の電圧下限 |
| 1100 | 1.475 | 32.17 | 100 | K7nCR18DLM時の低クロック、電圧下限 |
| 1200 | 1.350 | 35.1 | 200 | (ABit NF7+可変倍率の場合) |
| 1000 | 1.350 | 24.5 | 200 | (ABit NF7+可変倍率の場合) |
| 800 | 1.300 | 18.8 | 200 | (ABit NF7+可変倍率の場合) |
| Athlon64 2800+ | L2 Cache 512K | CrystalCPUID使用 | ||
| 1800 | 1.500 | 79.4 | 200 | 定格 |
| 1200 | 1.100 | 28.47 | 200 | 実用的クロック |
| 1000 | 1.050 | 21.6 | 200 | 実用的クロックで安定 |
| 1000 | 1.025 | 20.6 | 200 | K8S760Mの電圧下限(これ以下だと不安定) |
| 800 | 1.025 | 16.48 | 200 | クロック下限の電圧下限(これ以下だと不安定) |
自作ではVIA C3が低消費電力で有名ですが低IPCのためクロックの割にあまりに遅く、動画再生が難しいため候補から外しました。C3-800MHzの消費電力は凄いものがありますが、Athlon64の800MHzと性能を比較すると全く勝負になりません。C3でCPUパワー不足に陥ったとしてもCPUを換装するかオーバークロックするしか無いため、基本的に高IPCなCPUを低クロック、低電圧化して省電力を下げた方が効率が良いと考えています。
Athlon64がベストパフォーマンス
上記の表は自分の実験結果なので必ずしも全て場合で当てはまるとは限りませんが、消費電力とCPUパフォーマンスを考えるとAthlon64が一番良いように思います。AthlonXPはそれなりに下がるものの、低電圧で動く確立が低いので止めておいた方が良さそうです。またAthlonXPは倍率固定になり、FSBを上げ、駆動倍率を下げると言う方法が出来なくなったため高FSBでパフォーマンスを上げるという方法が出来なくなりました。Celeron1.2Gは低電圧状態での定格クロックならば良いように思いますが、それ以外ではメリットが無さそうです。
▲Indexに戻る 04/11/20 Update