| ■ DVD-RAM2AVI |
DVD-RAMの映像をPC上に持ってきてキャプチャーした時と同じように扱おうと思います。MPEG2AVIの手法ではTMPGEncの分離&音のPCM化ではうまく音と映像の同期が取れないので、DVD2AVIを使いたいと思います。
DVDレコーダで用いられる、DVD Video Recoding
Formatでは映像と音声を全て一つのファイルに記録します。チャプターが設定されていようと、複数の番組が記録されていようとファイルはMPEGファイル(ファイル拡張子はVRO)は一つです。管理情報は別のファイルになっています。拡張子が違うだけでMPEG2ファイルであることに違いません。DVD2AVIでも問題無く読み込めます。
RAMキャプチャーのメリット
HDD+DVD-RAMはキャプチャー環境と言うかPCにおける取り込み環境として他には無い利点があります。
・HDDに録り貯めて置くことが出来るため、DVDレコーダの致命的な欠点である録画時間制約からの解放
・テープとは違いドロップアウトが無し
いずれも家に居て、PCに直接取り込まない限り難しいものです。MTVシリーズのようにタイマー動作と言うのもありますが、安定性、及び画質面ではイマイチと言う所です。もちろんMTVシリーズなら十分納得行く画質にはなると思いますが。
流れ
1)HDDからDVD-RAMへ高速ダビング(DVD-RAM専用機では必要ありません)
2)VROファイルをDVD2AVIで読み込ませる
3)プロジェクトとして保存
4)後はプロジェクトをAviUtlやTMPGEncに読み込ませてエンコード
大体の流れは上記のようになります。DVD2AVIもVFAPI対応なのでDVD2AVIのプロジェクトをAVIのファイルのように扱えます(VFAPI対応のソフトのみ)。ただ問題が多少あります。
各種設定
映像
DVD2AVIでVROファイルを開くと[ YUV 4:2:2
]の設定で開きます。これだとITU-R BT.601補正がかかった?状態と同じで場合よっては黒潰れ、白飛びがおきてしまいます。そこでRGBに設定しますが、YUV
-> RGBの設定がPC Scaleだと同様に補正がかかってしまいます。
補正がかかった状態でも黒潰れ、もしくは白飛びが気にならなければ特に問題ありません。クッキリした映像になるので綺麗みえます。ただこれはAviUtlで読み込んだ時に細かく補正出来るので、別にここでする必要が無いと言うわけです。
[ Video ] - [ Color Space ] - [ RGB 24bit
]
[ Video ] - [ YUV -> RGB ] - [ TV Scale
]
と設定しておけば問題はありません。後他の設定はデフォルトの状態(全て無効)で大丈夫ですが、逆にチェックを入れてしまうと後々面倒になるので止めて起きましょう。
音声
DVD2AVIはプロジェクトを保存すると音声を分離して保存します。RD-X1は音声をDolbyDigitalかPCMで記録していますが、これをac3として分離するか、デコードしてPCMとして保存するか選択できます。PCMで保存するようにしておけば、AviUtlで簡単に扱う事が出来、同期も取れた状態で編集する事が出来ます。
[ Audio ] - [ Dolby Digital ] - [ Decode
]
でPCMで出力されます。[ Dynamic Rage Control
]は[ Nomal ] となってますが変えても構わないと思います。[
None ]にすればストレートで出てくるようになります。
注意事項
複数同時移動は出来ない
ここで一つ注意しなくてはいけません。それは複数の番組をDVD-RAMにコピーしても出来上がるVROファイルは一つだけです。前の番組の後ろに追記された形になります。一度に複数の番組を取り込むのに便利と思ったら大間違いです。
もちろん上記の設定でやればPCM化とAviUtlで扱えるようになりますが、音声が長くなり完全に同期が取れないPCMファイルが出来上がります。分かりやすく言うと、映像が1000フレームなのに音声が1005フレーム分ある状態になります。補正しようがありません。理由は良く分かってないのですが、DVD2AVIでは追記されたVROファイルを正確に扱えなくなるのではないかと思います。RD-X1を使った場合だけなのかもしれませんが。
と言うことで、必ず1番組ごとにコピーしてPCに持ってこなくてはなりません。
音の尻切れ
また音声が後ろ1,2フレーム分デコードされない場合があります。AviUtlでPCM化したファイルを読み込ませれば分かりますが、終わりに音がありません。これも理由は分かってないのですが、後ろ2フレーム程度なら問題無いでしょう。
その他
後は出来上がったd2vファイルとwavファイルをAviUtlで読み込めばAVIファイルの編集と同じです。MPEG4/MPEG1等への変換は動画編集を見てください。更に一度に複数の番組をバッチエンコード行いたい場合は、VROファイルをファイル名を変えてHDDにコピーすればOKです。ファイル名を変えても特に問題はありません。ただし、FAT32では4Gまでしかファイルを作れないので注意が必要です。コピーも2Gまでしか出来ないので2G以上をコピーできるツールでHDDに移動する必要があります。NTFSなら関係ありませんが。
HDDからDVD-RAMへの移動が最大40分程度かかります。2倍速の移動なのでこの程度で済みます。そこからDVD2AVIでの音声処理(PCM化)におよそ5分程度・・・PCのHDDへの移動を含めると60分程度です。結局DVキャプチャーし直すのと同じ時間がかかりますね。さらにMPEG2をVFAPI経由で扱う通常のAVIを扱うのよりはかなりもたつきます。
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